自分のiPhoneの不具合は初期不良?典型的な症状と無償交換について解説!

ハウツー

開封して間もない状態のiPhoneに不具合がある場合、それは「初期不良」かもしれません。

残念ながらiPhoneであっても、すべての端末で初期不良がゼロというわけにはいきません。一定数の初期不良はどうしても発生します。

ここでは不運にも初期不良が疑われるiPhoneに遭遇してしまった方のために、初期不良の見分け方やiPhoneの交換方法などについて述べていきます。

iPhoneの典型的な初期不良

はじめにiPhoneの初期不良の中から、比較的発生しやすく代表的な不具合をご紹介します。

起動に関する不具合

・iPhoneの電源が入らない

・iPhoneが勝手に再起動される

・iPhoneが強制終了される

上記の場合、まずはiPhoneに十分なバッテリー残量があるか確認してください。

ワイヤレス充電を使っている人は、iPhoneと充電器の位置がずれるなどで正しく充電されていない可能性があります。確実性を高めるためにライトニングケーブルで充電しましょう。

1時間ほど充電してみても起動に関する不具合が改善しない場合、初期不良を疑ってもいいかもしれません。

充電の不具合

・充電できない

・バッテリーの減りが異常に早い

ケーブルで充電を試しても充電を示す表示が出ない、または表示が出るのにいつまでも充電されない場合は、初期不良の可能性があります。

バッテリーの減りが異常に早いときは、アプリの使用が原因かもしれません。タスクキルでアプリを終了させてしまいましょう。

アプリを使っていないのにバッテリーの減りが早い場合は、バッテリーの初期不良かもしれません。

画面の不具合

・ドット抜けがある(画面の小さな1点のみが表示されない)

・タッチの反応が鈍い

・タッチしても別のところにタッチ判定が出る

・画面が暗い

ドット抜けは、軽微であれば補償の対象外になることがあります。Apple Storeや購入店などに相談してください。

タッチの反応については、再起動で直ることがあります。

画面が暗い場合は、輝度の設定で解決できるかもしれません。サウンドのON/OFF切り替えボタンを操作してバイブレーションが作動すれば、画面が暗いだけで起動には成功している可能性があります。画面が暗いままだと見えづらいかもしれませんが、設定アプリの「画面表示と明るさ」で明るさの設定をしてください。

上記すべての方法を試しても改善しない場合、初期不良を視野に入れてください。

サウンドの不具合

・音が聞こえないか、極端に小さい

・マイクが機能しない

音が聞こえない場合は音量ボタンで調整してください。マナーモードになっていないことも合わせて確認しましょう。

マイクは底面・フロントカメラ用・リアカメラ用の3種類があります。

底面マイクはボイスメモのアプリで自分の声を録音し、正常に再生されるか確認してください。

フロントカメラとリアカメラのマイクをチェックするには、それぞれのモードで自分の声を出しながらムービーの録画をしてください。その後、録画した動画を再生して、自分の声が再生されるか確認しましょう。

どの方法を試しても音が小さく、音量を大きくしても聞こえない場合は、初期不良が疑われます。

電波などの不具合

・Wi-Fiに繫がらない

・4Gや5G回線に繫がらない

Wi-Fiの設定が正しいか、そもそも電波の圏内なのかを確認しましょう。

どちらにも問題がない場合、一度機内モードに設定してから1分ほど待ち、機内モードを解除することで接続が復活することがあります。

初期不良と無償交換

ここまで初期不良かどうかを自分で確かめるための方法を紹介してきました。

しかし実はApple StoreやAppleの正規サービスプロバイダに相談すれば、早い段階で初期不良かどうかを診断してもらえます。

そして初期不良と認定されれば、新品との無償交換が受けられます。

無償交換を受けるには、以下のどちらかの手続きが必要です。

端末をお店に持ち込む

Apple StoreやApple正規サービスプロバイダにiPhoneを直接持ち込む方法です。

初期不良と認定されれば、在庫があればその場で交換してもらえることがあります。

あるいは部品の交換や修理をしてもらえて、早ければ当日にiPhoneを使えるようになります。

Apple Storeに行く場合、混雑していることが多いため、事前に予約を取っておきましょう。

携帯キャリアのショップに持ち込んでもいいですが、修理対応をしてくれない可能性が高いです。

また、そのお店を通してAppleとのやり取りするため、直接Appleや正規サービスプロバイダに持ち込むよりも解決に時間がかかってしまいます。

端末を郵送する

新しいiPhoneを郵送してもらう方法です。

Appleのコールセンターに連絡して手続きを済ませると、指定された日に新しいiPhoneが郵送されてきます。

その代わり、不良品のiPhoneは指定された方法でApple側に送付しなければなりません。

直接お店に足を運ぶ必要がないので、近所にお店がない人でも便利な方法です。

コールセンターの電話番号は0120-277-535です。

無償交換の注意点

無償交換を利用する場合、以下の点に注意してください。

購入から1年以内

iPhoneを買ってから1年を過ぎると、初期不良による無償交換はできません。

逆に言えば1年は無償交換してもらえるので、購入からしばらく経って壊れた場合でも、それが初期不良だと認められれば無償交換に応じてもらえます。

Apple Care+保証への加入は不要

Appleの保証制度の1つにApple Care+があります。

これに加入していなくても、初期不良による無償交換は可能です。

とりあえずAppleのサポートに問い合わせてみましょう。

有償交換になることも

郵送で交換する場合、新しいiPhoneを手に入れてから古いiPhoneを返送することになります。

もし古いiPhoneの故障が初期不良でないと認定された場合、無償ではなく有償の交換になるかもしれません。

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